ありとあらゆる場所が暴力に溢れ、秩序などという言葉が全く存在しない世界。
そこにいる誰もが武器を手に戦い、そして、死んでいく。
弱者は駆逐され、強者達は更なる強さを求め、新たな暴力が繰り広げられる。
そんな世界に「コード・ルージュ」は存在した。
少女のとある要因により、ルージュはヴェルサスに狙われてしまう。
絶望的な閉塞感と停滞感に圧し潰されそうなこの世界で、
ルージュに残された唯一の生き方は、戦うことだった・・・。
素早い身のこなしと超速モーションで長剣を操る少女。感情が欠落したかのような振る舞いで、誰も、彼女の生い立ちを知る者はいない。ヴェルサスに狙われる“ある要因”が、少女を戦いの渦へ巻き込む。
元イタリア軍特殊部隊の射撃の名手。ベレッタM92FとベレッタM84を愛用。ルージュを支える数少ない仲間のひとり。
ダーフィが経営するBAR「ダーフィーズ」に出入りする女の子。愛用する機関銃M60(ブロンソンちゃん)を肌身離さず持ち歩く。ルージュにいつもくっついて離れない妹的存在。
ヴェルサスの超人思想に傾倒し、側近として行動を共にする。ヴェルサスが興味を示すルージュに対し、強烈な嫉妬心がある。バトル時は超スピードと鋭く長い爪を武器とする。
独自の超人思想の実践者で、その範囲は思想体系に留まらず、自らの肉体の細胞・遺伝子レベルでの物理的な超人化にまで及ぶ。さらに足りない何か?を求め、執拗にルージュを狙う。
部分的に機械化された戦闘用サイボーグ。超スピードと超パワーにより引き起こされる大音響が彼の言葉。並みの攻撃なら跳ね返してしまう鋼鉄の体で防御を固める。